9人の超特急と出会えてよかった
5人の超特急のパフォーマンスに不満はない。でももしかすると心のどこかでは物足りなさを感じる時があったのかも。
私が7人時代を応援できたのは一年未満で、それでも2017年年末年始のライブで「東京ドームに行ける」という得体の知れない気持ちで胸一杯になった。
2018年、一人が脱退した。それでも表に出れば彼らは明るく元気だった、と思っている。
もちろん裏で様々なことがあったことをオタクは後に知るのですが………少なくとも私には「このメンバーで頑張るぞ!」という負けん気みたいなものを感じた。
2019年は一人が休養に入った。また元気な姿で帰ってくることを願うしかできなかった。
ツアー期間、残った5人は穴を埋めようと必死だった。それが嬉しい反面、また誰かが壊れてしまうのでは、と心がザワザワしてしまった。
2020年は脱退と、コロナ禍。
正直、あの"夢"が霞んでしまうこともあった。(⚠︎個人差があります)
売れるってなんだろう、どうしたら夢を叶えられる?と何度も何度も考えたし、某局のパンダには幾度となくブチ切れた。まだ許してはいない。
2021年は待ち望んだライブが再開した。
まだ声は出せないし制限もあったけど、頑張ってくれている5人に「ここにいるよ!!!!」とペンライトを振れることが嬉しくて仕方なかった。改めてライブの楽しさを実感できた。
2022年。ツアーの幕開けと共に新メンバーオーディションが発表された。
受け入れられるかなって思いもあったけど、それよりも5人が「夢を諦める」ことを選択しなかったことに安心した。
どんな人が応募して、どういう基準で選ぶのかな?とか、オーディション番組のようにやるのかな?とか。オタクの分際でいっぱい考えた。
どの予想も外れた。
オーディションが進む中でボーカルのみ募集が延長。
この時他界隈の友達から「あんまり集まってないから?」と言われてガチで悔し泣きした。
2◯歳とは思えない号泣っぷりにめっちゃ謝られた。
8号車の日と定められた8月8日まで「誰も受け入れられないかもしれない自分」 vs「新たな人材に期待する自分」が5秒ごとにバトル開始するくらいに情緒が不安定で。
不安定すぎてこの時期は社食のカレーが美味しくて涙が出たことがある。
新メンバー発表の日、あまりに緊張しすぎて辛かった。あと東京ガーデンシアターの自販機がぼったくりすぎて絶句した。
お〜いお茶が300円はふざけてる。「お〜い」とか気軽に呼べないくらいの高級茶になってる。
新メンバー登場の時は歯がガタガタ震えたし、2人追加かな〜とか思ってたら4人も出てきて思わず驚きの声が漏れた。
でも新メンバーのシューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルの思いをその場で聞いて帰る頃には「超特急って、サイコーやん?」しか言えないオタク界の島田紳助、爆誕。
オタクは単純。
どの時代もよかった。輝いてた。美しかった。
その中にある「憂い」さえも5人は輝かせようとしていた。
でもやっぱり私はどこかで新メンバーを求めていたのかもしれない。
アリーナツアーを見てそう思った。
シューヤ、君は確実に中学生時代に前略プロフを作っていたと思う。カラオケでは倖田來未を歌う女の子がタイプだったと思う。なんかそんな気がする。
顔がプリティすぎて27歳とは思えないけども、新メンバーでありながらお兄さん組と同い年な人が加入してくれて嬉しかった。
これまでの活動があった上で、超特急の新メンバーという道を選んでくれてありがとう。
今となってはシューヤの歌なしでは生きていけません。
マサヒロ、話し方が野球部すぎてそのうち「8号車の皆さま!ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします!」とか言いそう。
あまりにも異色の経歴すぎるけどまだ業界に染まってないところも、飛び抜けたダンスの上手さもきっとオリメンたちに良い影響を与えてくれてるんだと思う。
バックダンサーではなくメインダンサーになってくれてありがとう。
お弁当めっちゃ食べる割には細いからめっちゃ代謝いいんだろうな。
アロハ、焼肉に行ったら率先して網の上に氷を置いて遊んでそうだね。顔は猫なのに全体的にはゴールデンレトリバーすぎて犬派も猫派もメロメロになっちゃうよ。
オーディションが発表された時、もし事務所内から選ばれることがあるならアロハがいいと勝手に合格のハンコを押してました。
その後オーディション映像で顔が隠されているのに「どこで売られているのか分からないくらい派手なシャツ」で特定されてて爆笑しました。
アクロバットが出来てダンスも得意で、超特急に憧れている子が超特急となってくれて、言い表せないくらい嬉しいです。
本当にありがとう。
ハル、赤ちゃんみたいに可愛くて正直困ってます。実写版シルバニア。
席替えの話とかされちゃうと可愛さによって爆発してしまうし、私の破片が熊本に飛んでいくときもあります。気をつけて。
研究生のグループがあって、その中心メンバーとして活躍していた中でのオーディション。
もしかしたらその仲間とデビューしたかったかもしれない、と余計なことを考えてしまう時もありました。
でもハルは超特急を選んでくれて、超特急もハルを選んだ。
ハルのバッタマン、涙が出るくらい笑えました。こんなバッタマンは久しぶり。
起爆剤となってくれてありがとう。
超特急を守り続けてくれたオリメン5人にはありがとうと言っても言い足りないくらいの感謝がある。
この5人がいなかったら、きっと超特急という形を保つことは不可能だったかもしれない。
本当に、本当にありがとう。
以前オンライントーク会でユーキちゃんに「東京ドームまでよろしくお願いします!」と決意表明をしたときに、
「まで、というかそのとき"も"お願いします!」
と返されて以来、この人たちはまだまだ走り続けてくれるんだと感無量になったことがある。
その走り続けた先に新メンバーがいたのかな、と思うとあまりにも少年ジャンプすぎる。
9人体制でのアリーナツアー。毎日のように遅くまでリハーサルがあるのに、キラリなどというものがあるせいで少ない休憩時間や帰宅してからもオタクの相手をしてくれて。
まあ申し訳ないけど嬉しい気持ちもあった(素直)
それもありがとう。
ジャニオタしていた頃もあったし様々なジャンルのライブに行ったことがあるけども、この2022年のアリーナツアーは一番忘れられないライブになったと思う。
そしてそれをまた更新してくれるのは超特急だと確信している。
夢の東京ドームがハッキリと見えた。
まだ困難はあるだろうけど、それでも見えた。
今から私は楽しみにしています。東京ドームから出る瞬間のあの突風、あれを8号車のみんなと味わえる日を。